THE W 2024で優勝した「にぼしいわし」。
舞台では確かな実力を発揮しているコンビですが、ネット上では「テレビで見かけない」「売れてないの?」といった声もあります。
本記事では、現在の評価や人気状況、テレビ露出が少ないと言われる理由、業界内の評価や伸びしろなどを、事実と状況に基づいて冷静に分析していきます。
単に「面白くないから売れてない」という短絡的な話ではなく、活動形態・芸風・業界構造など複数の要因を整理して見ていきましょう。
にぼしいわしは本当に“売れてない”?評価・人気状況を整理
にぼしいわしは本当に“売れてない”?評価・人気状況を整理していきます。
舞台で高い評価を得てきた実力派
にぼしいわしは長年ライブシーンで経験を積み、
・しゃべくり漫才の技術
・独特のワードセンス
・クセの強い世界観
で業界から“本格派”と評価されてきました。
その実力が一気に広く知られるようになったのが、THE W 2024の優勝。
- エントリー903組の頂点
- フリー芸人として初の優勝(大会史上初)
- 日テレ系の番組出演権・冠特番などの副賞
と、実績としては十分すぎるほどの結果を残しています。
メディア露出は増加途中の“過渡期”
優勝後はテレビ出演・ラジオ・地元イベントなど露出が広がってきているものの、「誰もが知る全国区芸人」と呼べるほどの状態にはまだ到達していません。
優勝前はライブ+アルバイトという生活スタイルが長かったため、テレビや制作陣との接点も必然的に少なく、露出面ではどうしても遅れが生じていました。
また、現在は個人事務所(A-dashi)を立ち上げたばかりで、マネジメント体制も整備途中。
人気者になれるかどうかは、ここからの活動次第と言えます。
テレビで見ないと言われる理由
テレビで見ないと言われる理由について紹介します。
① 長くフリーで活動していた影響
大手事務所所属の芸人と比べると、営業・番組ブッキング・企画提案といった“裏側の営業力”がどうしても弱くなります。
テレビ局側のキャスティングは「事務所の後押し」が大きいため、フリーの芸人は露出が増えにくい傾向があるのが現実です。
にぼしいわしも例外ではなく、「実力はあるのにテレビに出られない」状態が続いていました。
② 芸風が“万人向け”ではない
にぼしいわしの漫才は
- 個性的
- 濃い世界観
- 独自の掛け合い
- 緻密なワードセンス
と、ライブでこそ強さを発揮するタイプ。
深夜番組やライブ観客には刺さりやすい一方、ゴールデン帯の“初見の視聴者向けバラエティ”では噛み合わない場合もあります。
テレビに呼ばれにくい理由として、「スタイルが尖っている」という点は十分考えられるポイントです。
③ マネジメント体制の整備がこれから
大手と比べると、
- スケジュール管理
- PR戦略
- 番組側との調整
などは個人事務所では負担が大きく、露出が安定するまで時間がかかります。
THE Wをきっかけに環境は確実に改善していますが、「すぐに売れた」とはなりにくいのが現実的なところです。
芸人・視聴者の評価まとめ
芸人仲間から「本格派のしゃべくり漫才」と評価
審査員・芸人たちは、「ネタを出すたびに面白さが増している」「世界観が独特でクセになる」
と高く評価しています。
ライブシーンでの支持も強く、「純粋なお笑いの実力で勝てる女性コンビ」として知られています。
視聴者からも評価が上昇
THE W 2024では、
- 審査員票
- 国民投票
両方を獲得して優勝。
SNSでも「今年いちばん笑った」「こういう本格派の漫才が見たかった」と好意的なコメントが多く、一般層の評価も十分高まっています。
まとめ
今回は、にぼしいわしが「売れてない」と言われる背景を整理しました。
にぼしいわしは売れてないのではなく、“これから伸びていく途中のフェーズ”であるようです。
- フリー活動の影響でテレビ露出が少なかった
- 芸風が尖っており、ゴールデン番組と相性が分かれる
- 現在は個人事務所を立ち上げて体制を整え始めた段階
- THE W優勝で追い風が強まり、今まさに注目が集まっている
舞台で鍛えた技術と独自のセンスは確かで、今後のブレイク候補として業界からも視線が集まっています。
これからどこまで存在感を広げていくのか、ますます楽しみですね。



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