お正月の楽しみといえば「福袋」という方も多いですよね。
無印良品の福袋は種類が豊富で、毎年“争奪戦”になるほど人気のある商品でした。
しかし現在はこの福袋が姿を消し、代わりに「福缶」だけが販売されています。
「どうして福袋はなくなったの？」「福缶って何が入っているの？」そんな疑問にお答えしながら、無印の“年始アイテム”の変化について詳しくまとめていきます。
無印の福袋がなくなったのはいつ？
無印良品の福缶 ｜「縁あってやってきた縁起物がなじんでいく心地よさ」https://t.co/EHEM4B7HED
— 無印良品 (@muji_net) November 10, 2025
福缶の魅力について、書籍『はじめましての郷土玩具』の著者であり、全国の作家の工房を訪ね歩いている文筆家の甲斐みのり（ @minori_loule ）さんにうかがいました。 pic.twitter.com/K5Y9rFwo7O
無印の福袋が最後に販売されたのは、2020年。
2021年以降は福袋の販売はなくなっています。
2026年も福袋の販売は発表されていません。
福袋がなくなった理由がすごい？その背景を調査！
「なぜ無印の福袋はなくなったのか？」という点について、無印良品は公式に理由を公表していません。
ただし、参考になる発表があります。
無印は2017年に“店頭販売の福袋”を終了した際、公式サイトで「在庫コントロールの精度が上がり、全国分の福袋用在庫が確保できなかった」と説明していました。
この背景をふまえると、
- 大量に在庫を確保することが難しい
- 公平な抽選販売を維持しにくい
- 無駄な在庫を作らない企業方針（サステナ視点）
こうした要素が影響している可能性があります。
明確な理由は公表されていませんが、無印の価値観から考えても「大量生産より、必要な分だけを作る」という姿勢に沿った流れといえそうです。
無印が”福缶”に切り替えた理由とは？
無印良品が「福缶」を販売し始めたのは 2012年。
きっかけは、2011年の東日本大震災でした。
・東北地方の復興支援
・工芸品や郷土玩具の魅力を広く伝えたい
・“お得さ”ではなく“気持ちのこもった贈り物”を届けたい
こうした思いが詰まった商品として「福缶」が誕生しました。
現在は、「お客様に対する日ごろの感謝を込めて”福”を届ける」というコンセプトのもと、全国の職人さんの手作りの縁起物が入った、”想い”の詰まった特別なものとなっています。
福缶の中身や評判まとめ｜毎年どう変化している？
無印の福缶にはどんなものが入っているのでしょうか？
気になる福缶の中身はこちらです。
- 縁起物 1つ
- MUJI GIFT CARD 1枚（西暦と同じ金額がチャージされています）
縁起物は、全国各地の手作りのもの。郷土玩具や民芸品となっていて、2026年は40種類の中から1つが入っています。
販売当初は、ハンカチやてぬぐい、リーフレットなどが入っていたそうです。縁起物の種類は、14種類から40種類にまで増えています。
抽選販売となっており、多くの応募が殺到しているという福缶。世間の評判はどうなのでしょうか。
- どんな縁起物が入っているのかが楽しみ
- 元が取れるから安心
- 抽選に当たると良い気分で新年を迎えられる
抽選に当たるのかどうか、どんな縁起物が入っているのかといった運試し的な要素を楽しんでいる人が多いようです。
入っていた縁起物をSNSで発信している人も多くいるようです。
今年も無印の福缶を入手できた✨2025円のギフトカートと縁起物が入っていて毎年の密かな楽しみ。今年は🐍の縁起物が多い中でなんと佐賀県神埼市の尾崎人形「スズメ」が入っており大歓喜🕊️適度な重さもあって可愛い✨息子と地図を見ながら伝統工芸品の場所を確認したよ。今年は幸先の良いスタート😌💕 pic.twitter.com/q81e629D8Z
— みつき🐦⬛自然×絵本×Montessori🌱 (@mitsuki_monte) January 8, 2025
一方で、毎年抽選倍率が高いことも話題となっています。「今年こそ当たってほしい」という声も毎年多く発信されていました。
ここ2年、無印良品の『福缶』にハズレてる。今年こそ当たりたいなー🎯
— トモ (@t_t_mato) November 11, 2025
11月20日から申し込み開始だって。当たった場合、どんな手作り民芸品が入ってるのか楽しみ。 pic.twitter.com/LjQ8YbHAoq
2026年も、「当選報告」や「縁起物」の投稿でSNS上で大きな盛り上がりを見せそうです。
まとめ
無印の福袋は2020年を最後に姿を消しましたが、その代わりに「福缶」という形で“福を届ける” という無印らしい年始の楽しみ方が続いています。
お得感だけでなく、職人さんの手仕事や地域文化に触れられるのも福缶の魅力。
これからも毎年進化しながら、たくさんの人の元に“福”を届けてくれそうです。
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