ボウリングを楽しむうえで最も重要といえるのが「ボール選び」です。
重さや指穴のサイズ、素材によって投げやすさやコントロール性能が大きく変わります。
特に初心者のうちは、「どんなボールを選べばいいの?」と迷ってしまう人も多いでしょう。
この記事では、重さ・指穴サイズ・素材の違いといった観点から、初心者にもわかりやすくボール選びのポイントを解説します。
さらに、これからマイボールを検討している方におすすめのタイプも紹介します。
自分に合ったボールを選ぶことで、フォームが安定し、スコアアップにもつながります。
ボーリングのボールはどう選ぶ?基本の考え方

ボール選びは、スコアや投げやすさを左右する重要な要素です。
デザインだけでなく、「重さ」「指穴のフィット感」「素材」をバランスよく選ぶことがポイントになります。
重さの基本
一般的に男性は13〜15ポンド(約6〜7kg)、女性は10〜13ポンド(約5〜6kg)が目安です。
ただし、腕力や投球フォームによって最適な重さは異なります。
無理なくスイングできる重さを選ぶことが、安定したフォームを身につける第一歩です。
指穴のフィット感
指がきつすぎるとスムーズに抜けず、緩すぎるとコントロールが不安定になります。
レンタルボールを使う場合は、複数試して最も自然に握れるものを選びましょう。
マイボールを作る際は、プロショップで手や指のサイズを測定してもらうのがおすすめです。
ボールの重さの目安|体重・年齢別にチェック

ボールの重さは、体格や体力に合わせて選ぶのが基本です。
目安としては「体重の10分の1」を基準に考えましょう。
例:体重70kg → 約7kg(15ポンド)
重さの目安
- 成人男性:12〜15ポンド(約5.4〜6.8kg)
- 成人女性:9〜11ポンド(約4〜5kg)
- 子ども:体重の10分の1(例:20kg → 約2kg)
- シニア層:女性10〜12ポンド/男性12〜14ポンド
注意点
- マイボールを作る場合:レンタルより手に馴染むため、1〜2ポンド重めでも扱いやすい
- 軽すぎるボール:フォームが崩れやすく、スピード重視になりがち
- 重すぎるボール:腕や腰を痛める原因になる
指穴サイズとフィット感の選び方

指穴のフィット感が悪いと、リリース時に引っかかったり、ボールが早く抜けたりして安定しません。
ここでは、指穴の基本とチェックポイントを紹介します。
指穴サイズの基本
- 親指:しっかり支えつつ、スムーズに抜けるサイズが理想。軽くひねると少し抵抗がある程度が目安。
- 中指・薬指:力を伝える役割。第一関節が少し隠れる深さが基本。
フィット感のチェックポイント
- 親指を軽く引くとスッと抜ける
- 指の根本に痛みや圧迫感がない
- 投げた後に赤みや擦れがない
- リリース時に引っかかりがない
フィットしないボールは回転やコントロールを乱す原因になるため注意しましょう。
初心者におすすめのボール&選び方のコツ

ボウリング初心者がボールを選ぶときは、「重さ」「素材」「フィット感」の3点を意識すると失敗しにくくなります。
重さの選び方
体重の10分の1を目安に、無理なく振り切れる重さを選びましょう。
指穴のフィット感
自然に抜けるサイズが理想。
慣れてきたら、プロショップで自分の手に合わせたマイボールを作るのもおすすめです。
素材の選び方
初心者には直進性が高いポリエステル(プラスチック)素材が最適です。
フォームの練習に集中しやすく、扱いやすい特性があります。
デザイン選び
お気に入りのデザインを選ぶことで、練習のモチベーションも上がります。
まとめ
今回は、ボウリングのボールの選び方について解説しました。
- 重さは「体重の10分の1」が目安
- 指穴は「スムーズに抜ける」フィット感を重視
- 初心者は「ポリエステル素材」が扱いやすい
- 気に入ったデザインを選んで楽しく練習しよう
自分に合ったボールを選ぶことでフォームが安定し、ボウリングをより快適に楽しめます。
まずは投げやすい1球を見つけて、スコアアップを目指しましょう。

 
  
  
  
  

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