年末の風物詩ともいえる「NHK紅白歌合戦」。
2025年の紅白出場者も発表され、大いに盛り上がることが期待されています。
その一方で、「紅白がつまらない」といった声が上がっているんです。
こちらの記事では、紅白がつまらないと言われる理由、視聴者の声を徹底調査しました。
紅白歌合戦2025が「つまらない」と言われる理由5選
近年、紅白歌合戦が「つまらない」という意見が増えています。
つまらないと言われる理由について迫っていきましょう。
過剰な演出・企画
近年の紅白では、歌唱以外の企画コーナーが多くなっています。
また、特殊効果や豪華なセット、レーザーなどを使用した演出も増えているんです。
「視聴者を驚かせよう」「楽しんでもらおう」という目的と思われますが、それを”過剰”だと感じる視聴者も少なくないようです。
「純粋に音楽を楽しみたい」という視聴者の思いに沿わないものとなっていることが「つまらない」と感じさせてしまうのかもしれません。
出場者選定基準への疑問
紅白の出場者選定基準に対し、疑問や不満が高まっていることも理由に挙げられます。
「昔は、その年にヒットした曲や活躍したアーティストが出演するという基準だった気がするが、今は何が基準にされているのかわからない」といった声も上がっているんです。
大きくなる世代間ギャップ
紅白がつまらないと言われる要因には、大きくなっていく世代間ギャップも関係しているのではないでしょうか。
若い世代の流行の発信がSNS中心となってきた現代において、SNSを利用しない世代の方はその流行に乗ることが難しくなっています。
そのため、世代間のトレンドに大きなギャップを生むこととなり、どの世代からもつまらないと言われることにつながってしまったのではないかと考えられます。
どの年代の視聴者も楽しめるバランスを取ることは難しいことですが、重要なポイントとなることは間違いありません。
幅広い世代に知られるアーティスト自体が減ってきていることも関係しているかもしれません。
時代とのずれを感じる
社会の多様化が進んでいる中で、紅白に対し「時代とずれている」と感じている方もいるようです。
「紅組(女性歌手)」「白組(男性歌手)」と男女分けて勝敗を決めるという番組の形式が、現代の感覚には合っていないという意見もあります。
長い歴史を持つ中でも、時代に合った変化を取り入れることも大切なのではないでしょうか。
コンテンツの多様化
紅白はかつて、唯一無二の音楽イベントであり、年末の象徴となっていました。
しかし、年末に放送される音楽特番が増えたことや、動画配信サービスなどでどこでも自分の好きなコンテンツを楽しめるようになったことも影響していると考えられます。
2022年にYouTubeで配信された「にじさんじ」の「年またぎフェス」は多くの若者の注目を集めました。
コンテンツが多様化したことで、年末の過ごし方の選択肢が広がり、紅白がつまらないと感じることにつながったのかもしれません。
出演者ラインナップへの不満|”偏りすぎ”という声も
近年の紅白の出演者ラインナップについて、不満の声が多く見られています。
その中でも多く見られるのが、”偏りすぎ”という声。
その年によって内容はさまざまですが、偏りを感じる方が多いようです。
紅白の出場者について毎回思うんだけど、KPOPだろうがアイドルだろうがとりあえず偏りあるのだけやめてほしい。
— リワさん (@riwaind_kubobi) November 14, 2025
今年も紅白やるんだ…。
— きり@NBS釣り堀の鯉🍉🇵🇸 (@agattje) September 18, 2024
出演者の偏りが酷すぎるから、受信料返してほしい。
音楽業界関係者はこう語る。37組中11組がソニー・ミュージック系レーベルの所属。業界内からは「"いくら勢いがあるからといって偏りすぎじゃないか"」という声も出ている。
— はなさん (@kokoc25vef) November 17, 2025
ジャニーズに偏った紅白もあるのにね…。
特定の事務所所属のアーティスト、K-POPアーティスト、アイドルグループ中心など、出演者に偏りを感じることで「幅広い音楽を楽しむ番組ではなくなった」と感じる人が増えているようです。
演出・構成のマンネリ化が目立つ?SNSの反応まとめ
「演出・構成のマンネリ化が目立つ」という声も多い紅白。
SNSではどのような声が上がっているのか、見ていきましょう。
韓国系を除いて紅白で私が一番いらんと思ってるのは三山ひろしのけん玉チャレンジなんだけどね。マンネリにも程がある。これなら美川憲一と小林幸子の衣装対決の方が遥かに創意工夫と見応えがあった。
— アロア (@nimugeplanet) November 15, 2025
改めて、昨年の紅白歌合戦を観直してみた。
— がくっぽいの。 (@GAKUPPOINO) November 11, 2025
集団(グループ)が多すぎるのと、毎回同じ顔ぶれな感じで途中で飽きてしまった。
今まで出たことのない人を出した方がよいと思った。
あと、企画のマンネリ感も否めない。
安心&安定志向もいいけど、たまには冒険するのも有りだと思う。
紅白歌合戦のトリが福山雅治、大トリはMISIA‼️5年連続だそうです 長崎県民には嬉しい限りですがいくらなんでもマンネリしてません‼️
— たつきち (@er6VlNsvrN8rZsz) December 26, 2024
紅白歌合戦、そろそろマンネリだし三つ巴にしないか?
— ちくわ (@fesneris) November 19, 2024
具体的には、白、黒、黄色で戦おう
同じような構成が毎年繰り返されるため、新鮮さを感じない方が多いようですね。
一方で、マンネリ感が紅白の良いところだという声もあるようです。
紅白はジャニーズ出ないんかー。
— わっかけ。(DQ10 : かった) (@wakkake555) November 23, 2024
韓国グループはそんないらんなー。
あと紅白歌合戦って、マンネリがある意味の売りだと思うから、往年の名曲ばっかでもいいのになーとか思っちゃう。
美川憲一のさそり座は聞きたいし、小林幸子のラスボス衣装も観たいのだよな。
紅白歌合戦、子どもの頃からみてた。親との思い出もあったり、日本特有な番組でマンネリもあったけど、それはそれでよかったのに
— ユニコーン (@ElfElf30897985) November 21, 2024
日本の番組ではなくなった感が今年はすごくある
見ない選択しそうです#どうしたNHK
前に松ちゃんが紅白歌合戦を「マンネリでいい」と言ってた。
— THREEC WEB ディレクター (@threec_webd) August 29, 2024
マンネリ化するってことは、世の中の普通になるってことで、誰もができることじゃない。
番組は一部分では意味マンネリ化することが使命かもしれない。
刺激物になるのもいいが、マンネリも素敵だと思う。
でも、認められづらいとも思う。
視聴者離れも背景に?
紅白がつまらないと言われる背景には、視聴者離れも大きく影響しているのではないでしょうか。
テレビ離れが進む中で、若い世代の視聴率を取り込むのが難しい現状があります。
さらに、SNSやYouTube、動画配信サービスなどのエンタメが多様化したことで、視聴者の選択肢が増え、テレビ自体の視聴者離れが加速しています。
視聴者が自分の好きなアーティストのパフォーマンスをいつでもどこでも見られる時代になったことで、紅白を観るというモチベーションの低下を招いているのではないでしょうか。
まとめ
今回は、紅白歌合戦がつまらないと言われる理由についてご紹介しました。
つまらないと言われている紅白歌合戦ですが、長い歴史を持つ伝統的な番組であると言えます。
紅白歌合戦が多くの人に愛される番組としてこれからも続いていくよう、応援していきましょう。



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