役に立つかもしれないはじめの一歩

絵を描いて感じた絵画化思考プロセス

大人になると、自分で機会を作らない限り、筆で絵を書くことは少ないので、機会を作ってワークショップに参加しました。今回は、そのレポートです。
自分は、絵を「想像→言語化→理解→手を動かす」の順で描いていることが分かりました。

「ピカソ風の絵として、横顔と正面顔を合わせた顔を書いてみよう」ということで、私は「善と悪の顔」を描こうと決めました。

F4号の大きさに描いていきます!
(Fは、Figure(人物)の略称で、F4号は333×242mmです。)

利き手で描くと上手く書こうとしてしまい、楽しんで描けないことも多いというアドバイスから、利き手でない左手で顔の輪郭を書きます。

輪郭が豆みたいですね。
横顔はイメージ通り描けた気がします。
髪と帽子を描いたら、左側の顔が頭巾のようになりました。
胴体を描いて、線画は完成です。
左は、善。右は、悪。のイメージ。

続いて色塗りは、アクリル絵の具です。
集中して塗っていたので、途中経過はありません。ということで、完成したのはこちら。

ワークショップでのアドバイスもあり、自分らしさの枠から外れることができ、満足の出来です。
と、ここで、自分がどのように絵を描いているのか気になりました。なぜなら、同じワークショップに参加していた子供さんたちは、思いついたままに筆が進んでいて、先入観なく自由な線や色が描けていて、いいなあと感じたからです。

子供さんたちと自分の描き方を図示してみました。

どちらが良い悪い正解不正解はありません。

子供さんたちの描き方は、自分から見た想像で描いてみました。

私は、描きたい線を思い浮かべようとするのですが、その前に言葉が先行し、言葉を絵にするという描写になっていた気がします。例えて言うなら、「自分は日本語で考えて英語に翻訳。子供さんたちは、そのまま英語をしゃべる」。
描きたい線がダイレクトに描けるように描き続けていきます。




今回の参加したワークショップの主催者
AMO自由工作研究所: https://www.instagram.com/amocraftlab/
ありがとうございました!


おまけ:描いた絵の解説