役に立つかもしれないはじめの一歩

パワポやkeynoteで小鳥を描こう

私は、パワポやkeynoteで絵や図を描くのが好きです。好きすぎて、フリー素材があるような絵でも自分で書いてしまいます。こうしてスライド作成の時間がどんどん奪われていくわけですが。笑

今日は、そんなプレゼンソフトでカンタンな小鳥を描く描き方を紹介します。
使う図形は、円と四角と棒の3つだけです
(図の中で、青い線を使っていますが、補助線なので、描いても描かなくても構いません。)

まず頭と胴体に相当する、楕円を2つ描きます。

小さい楕円中心と大きい楕円中心が斜め45°の直線上に乗るようにします。
次に、その楕円を上図のような位置関係に調整します。ここは大雑把でも構いません。

しっぽに相当する長方形を大きい楕円中心よりやや上に描きます。

長方形の長さは大きい楕円より短くしてください。高さはお好みで。

頭と胴体としっぽを結ぶ線を描きます。

直角三角形を頭から尻尾にかけてと、おしりからしっぽにかけて描き入れます。
ここで、しっぽのつなぎ目は、長方形の半分よりやや右側になるようにします。この位置も大雑把で構いません。
三角形と楕円2つで鼻と目を描きます。
鼻と目の目安はこんな感じ。好みの位置で構いません。
そして、同時に頭とお腹部分を結ぶ線を直角三角形で描き入れます。

ここで、目と鼻以外を結合する準備をします。
目と鼻以外の図形を結合したときに空白になりそうな部分を埋めたり微調整したりします。
下図では顎のあたりに直角三角形を追加しています。

図形同士の重なりに余裕を持ったほうが、結合しやすくなります。

そして、直角三角形で結んでいた線の斜辺を編集します。これは、自然な曲線を出すためです。編集したい図形を右クリックし、頂点の編集で、斜辺をなだらかな曲線にします。

頭と尾、尾とおしり、頭と胴体 を結ぶ直角三角形の斜辺をなだらかにしました。

いよいよ鼻と目以外の図形をすべて選択して結合します。

赤線で示されている図形をすべて結合します。

結合すると、下図のようになると思います。途中で凹凸がある場合、頂点の削除をするか、結合前に戻って図形の位置を微調整してみてください。

小さいデコボコは、小さく表示すれば意外と目立たないことも。

最後に、羽とお腹の境目となる曲線、足を描き入れて完成!

脚は直線で、足は曲線で表現しています。

と一通り紹介しましたが、細かいところにこだわるときりがないので、妥協も必要です。
もし、もっと詳細に描きたい!という方がいらっしゃいましたら、下記の書籍がおすすめです。

ジョン・ミューア・ローズ 著, 守屋利夫 訳、鳥の書き方マスターブック 骨格を理解していきいきとした姿を描く、株式会社マール社、2016年