2022年1月25日
近年、iPhoneで写真を撮るとAI(人工知能)による文字認識が自動でされるようになりました。そんなある日、公園で写真を撮ったところ、柵の部分が文字認識されました。
これは、面白そうだし、AIが賢くなる前の今しかできないということで、街中の文字採集散歩をしてみました。
まずは、今回の記事の発端となった風景がこちら。
この風景で認識された文字は、「FID」でした。
Fuyuno 冬の
Itetsuku 凍てつく
Daichi 大地
の略称だと思っておきましょう。
人間が文字だと思っていなかった風景がいきなり文字認識されて驚いたと同時に他の景色もそのように認識されるのではないかと興味が出てきました。
「言われるとそう思うけど、言われないと分からない文字」をターゲットに、採集をしてみます!
しかし…そう簡単に見つからず。iPhoneによる日本語の認識はまだ発展途上とのことですが、日本語の「とまれ」で何か出てこないかと撮影したところ、三角形の一部で「V」の英字が認識されました!
と喜びたい気持ちとは裏腹に、言われなくても人間にもVと読めてしまいます。冒頭の柵は、FIDと言われるとそう思えるくらいでしたが、ひと目で分かるVは、今回の趣旨から少し外れそうです。
100枚くらい撮影し、全く認識されず、厳しいかなと思ったところ、自分で絵を描いてそれを認識させたらどうかと思いつきました。
これまた100個くらいの、文字や曲線、図形を描いた結果…
これはなかなか面白いです!なお、認識された文字は、「R」でした。
Rと言われればそうも見えなくないけど、言われないと分からない!いやむしろ、Rと言うにはかなり厳しいのでは。
AIの進化スピードに負けずに、文字採集を続けていきたいなあと思いつつ…締めくくろうと思います。