役に立つかもしれないはじめの一歩

旅情の条件

昨今、旅行に行きにくくなりましたが、家でも旅をしている状態が得られたら低コストかつ感染対策にもなり、良いですね。
そこで、旅をしていると感じるのはどんな条件が必要なのか考えてみました。個人的には、緊張状態とリラックス状態が適度にあり、非日常であることが必要かという結論にたどり着きました。

旅は、非日常というのは多くの人が思うことと考えます。非日常とは何か?日常的に五感で感じていることの平均値から外れることのように思います。例えば、見慣れない景色や言葉が並んでいたり、嗅いだことのない匂いだったり…。
ただし、その平均値から外れた状態でその状態が一定時間続くとそれが日常化してしまいます。そのため、旅は短いスパンで平均値から外れて振動している状態が良いかもしれません。

次に、緊張状態について考えます。緊張状態は恐らく、家から一歩出た瞬間から訪れます。快適な室内だった場所から暑かったり寒かったりする屋外は、一瞬で小さな緊張状態になります。そして、さらに緊張状態を高める場所と言えば、仕事場ではないでしょうか。以上を図にまとめると下記のようになります。(おまけで、コストについても付けてみました。)

緊張状態の絶妙なバランスが取れた状態とバランスの良い非日常という条件が整う「旅」は人間にとって、とても魅力的なのでしょう。それゆえ家にいながら旅気分というのはなかなか難しいのかもしれません。